せっかくの海外旅行、絶対に良い天気に恵まれたいですよね。
滞在日数が一般的に短い日本人の旅行者の方なら、なおさらです。バンコク等の都会へ遊びに行くのなら、多少天気が悪くても、それなりに楽しめるものですが、自然が売り物の、ビーチリゾートは本当に天気が大切ですね。悪天候に見舞われてしまうと、どんなに美味しいご飯を食べても、素敵なホテルに宿泊しても、切ない思いはぬぐい去れないもの。
ビーチリゾートへ行く際は、季節選びをしっかりしたいですね。プーケットへの旅行も同じです。アンダマン海と呼ばれる、インド洋につながる海に囲まれたプーケットの海は、天気の良い日は息を飲むほど美しくなりますが、逆に風が吹いて海上があれると、とても荒々しい海へと変貌します。まずビーチリゾートや、南の島へ行く際は、季節風についての正確な情報を得るようにすることから始めるとよいかもしれません。季節に応じて、基本的に風が吹く方向は決まっています。風に強弱は日々変化しますが、風が吹く方向は、基本的には変化しません。プーケットでは12月~4月までがベストシーズンに当たりますが、この期間季節風は東側から吹きます。プーケットは西側に向けて海が開けていますが、東側は数十キロ先が本土です。本土はマレー半島ですね。マレー半島は幅数百キロの半島ですが、半島の中央部は山脈が通っています。12月~4月に吹く東からの季節風は、このマレー半島の山々に防がれ、プーケット側(西側)へ到達する時は、風の力は半減します。これが12月~4月までプーケットの気候が穏やかになり、快晴の日が多くなるという結果を生むのです。
では、5月~11月まではどうでしょうか?
この時期はヒマラヤ山脈から吹き下ろす風がインド洋に吹き込み、マレー半島西側(プーケット側)には西側からの風が吹き付けます。プーケットの西側はインド洋に大きく開けているので、ヒマラヤからインド洋へ降りてきた風は、長い距離を吹き続けながらプーケットへやってきます。風は海上を吹く距離が長ければ長いほど大きなウネリと波を生み出します。この結果5月~11月の間、プーケットの西岸には向かい風が生じ(季節風)、恒常的なうねりが発生するのです。
「好きな時期に休んで、プーケットへ旅行できるなら、そうするさ!」と言われてしまいそうですが・・・。